■■ 県立相模原公園 「人と犬とが共に楽しめる公園づくり」 第4回懇話会 に参加 (2003/08/31) ■■


>>>神奈川県立相模原公園主催の第4回懇話会に、O−DOG事務局として参加してきました。

以下、今回の概要をご報告します。


なお、今までの懇話会の様子は、O−DOG活動レポートをご覧下さい。
また、神奈川県公園協会のホームページ(「犬連れの公園マナー」のページ)にも情報が出ていますので、あわせてご覧下さい。
http://www.kanagawa-park.or.jp/



相模原公園管理事務所






クスノキゲート近くの花壇

■主催:(財)神奈川県公園協会
<事務局>
(財)神奈川県公園協会
神奈川県県土整備部都市整備公園課
神奈川県相模原土木事務所

■日時:2003年8月31日
■時間:10:00〜12:30
■会場:県立相模原公園研修所  http://www.sagamihara.kanagawa-park.or.jp/
■出席者:計28名
  O−DOG事務局よりスタッフ2名、O-DOGフレンズ会員より2名、一般の公園利用者24名




■他公園の事例紹介(参加者ならびに東京都公園協会より)

・駒沢公園ドッグラン、大井海浜公園ドッグラン、神代ドッグラン、昭和記念公園ドッグランに
 関する事例が紹介されました。

・特徴的な報告としては、以下の通りです。
 /清掃を含めボランティアに頼っており、ボランティアなくしては運営が難しい。
 /昭和記念公園ドッグランでは利用者の誓約書が必要。
 /誓約書の記入は、ボランティア側の活動の拠り所となっている部分もある。
 /犬種によっては、喧嘩を起こしやすく注意が必要。
 /遠方からの利用者が増え、車の問題等マナーの問題もクローズアップしている。
 /長期的に見て、無償ボランティアでは限界がある。
 /ボランテイィア側にもマナーの基準、活動の基準の統一が必要。
 /利用時には狂犬病等のワクチン必須と書いているが、実際にはチェック出来ていない。




■今回のグループ討議のテーマについて (事務局より)

「具体的な結論を導き出し、実現できるものは、実現していきたい。(事務局)」との趣旨で
4つのグループに分かれて討議を行いました。

【ハード面(施設)】
 ・犬の制限エリアについて(実施の是非、エリア選定、運営方法、周知方法等)
 ・オシッコ対策について(ドッグトイレの是非、場所、運営方法、周知方法当)

【ソフト面(モラル)】
 ・優良ドッグパートナーについて(運営方法(認定、腕章、バッジ等)、周知方法等)
 ・マナー、モラルの向上について(具体的な施策(講習会、チラシ、掲示等)の検討)


公園は秋の気配

■議論のまとめ (各グループの特徴的な意見については、最下部に記載)

●ハード面とソフト面の両方の議論が必要。
●ドッグランは造る前提で、3つのゾーンを造る。(犬専用、犬連れ禁止、共存)
●次回は、マナー向上のチラシ配りを懇話会の中で実施したい。


これに対し、以下のような様々な意見も出されました。

・ドッグランの設置だけでは意味がない。マナー向上の方策こそが先ず必要。
・広範なテーマでは議論が深まらない。テーマ別分科会に分けて議論してはどうか。
・懇話会と事務局の関係を整理するタイミングになっているのではないか。
 (誰が、何を判断し、いつ、どのように進めていくのか等)
・過去に決定した事項をまとめて欲しい。
・議論点をもう少し絞れないか。


以上の意見を事務局として持ち帰り、次回以降の進め方を含めて検討する事となりました。

○次回は、9/28(日)、10時開催




■感想

グループ討議の時間が一時間(予定)と短かったことや、討議テーマが広範だったこともあ
り、議論が深まったとは言えませんでした。
また、一部に議論が後戻りした部分もありました。
実現に向けて、運営方法を含めての分岐点に差しかかっているように感じしました。
「3歩進んで、2歩下がる」といった雰囲気です。


グループ発表風景













■参考:各グループの特徴的な意見

Aグループ
・何が先に出来るかを考えた。
・3つのエリアのうち、先ず「犬連れ禁止エリア」を造る。
 その際、ドッグランという将来像を見せる必要がある。
 実施に当たっては、看板やチラシによる告知・PR活動が必要。
 イベント主催者、サークル利用者、犬の会に呼びかけて清掃活動と共にPRしてはどうか。
 実施後、利用者の意見を聞く手段(アンケート、投書)の確保が必要。
 ドッグランの設置は、並行して議論を継続する。
・優良ドッグパートナーは意識のある方を対象に発足させる。
 腕章を導入して逆切れ防止を図り、複数の仲間で注意するようにしてはどうか。



Bグループ
・ポスター(チラシ)の内容だが、「これは愛犬家の最低限のマナーです」と書いてはどうか。
・犬制限エリアに、芝生広場の一部と遊具広場を候補とし、未利用地である紅葉の丘の活用も考えたい。
・一時利用者にもマナー向上を訴える必要があり、麻溝公園側の駐車場でもチラシを配布。
・現在のマナーとルールの統一が必要。
 世代別のマナーに対する意識の洗い出しと、現在のマナーをすり合わせる。
 同時に施設利用のルール(水道、ベンチ等)も決める必要がある。



Cグループ
・何か行動に移す必要がある。
 チラシの配布、ドックトイレの早期設置、腕章等から始めてはどうか。
・クスノキゲートと麻溝公園側のゲートにおいて腕章着用者がチラシ配布を実施。
・最初は「ノーリード禁止」ではなく、「リードを附けるうご協力お願いします」という形で、徐々に意識を広げて行ってはどうか。



Dグループ
・ポスターや看板が、どんな情報発信をするのかと、発信方法をどうするのかが意識されずに作られている。
 具体的に何を守るべきなのかを解る様にした方が良い。
 どうやって発信したら良いかも考え、文字数やデザインも考える方が良い。
 「守れない場合は公園利用をご遠慮ください。」というネガティブな表現ではなく、「公園を利用するなら、マナーを守ってください。」というポジティブな表現にした方が良い。
・懇話会の討議方法は、テーマ別にグループを分けて、突っ込んだ議論をした方が良いのではないか。
・「犬の制限エリア」と「出来れば犬連れで入って欲しくないエリア」の二段階を造ってはどうか。
 犬の制限エリアは、みどりの街と遊具広場。ここは、プランターを置いて囲う。
 出来れば犬連れで入って欲しくないエリアとして、芝生公園の西側を設定。ここは地面の柴に変わってチップを埋め込み境界とする。
・広報は大切。園内放送、チラシ等を活用。
・ドッグランは、紅葉の丘と駐車場という2箇所が候補に挙がっている。
 メリット、デメリットを整理して、分科会で検討してはどうか。



■配布資料(抜粋)
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