■■ 県立相模原公園 「人と犬とが共に楽しめる公園づくり」懇話会 に参加 (2003/05/25) ■■
>>神奈川県立相模原公園主催の懇話会に、O−DOG事務局として参加して来ました。
フレンズメール#605でもお知らせしましたように、相模原公園の利用者を対象に、
「人と犬が楽しく過ごせる公園作り」についての意見を聞く会を開催したい、という呼びかけがありました。
公園とは、都市で生活する人たちにとって、最も身近なアウトドア・フィールドです。
まして、相模原公園は、O-DOG運営委員の多くや近隣のフレンズ会員にとっておなじみの公園でもあります。
公園は、犬を連れて来る人にとっても、そうでない人にとっても、気持ち良く過ごせる場所であって欲しい。
そんな思いから、O-DOGとしても、この懇話会に参加する事にしました。
「相模原公園も犬禁止になる」といった噂が事前に流れ、緊張した面もちの出席者も多かったのですが、
この懇話会は、タイトルの通り「犬の禁止」ではなく、「共存=共生」のための方法を模索するためのものでした。
以下、その概要をご報告します。
![]() 公園管理事務所 |
■主催:相模原公園管理事務所 http://www.sagamihara.kanagawa-park.or.jp/ <事務局> 神奈川県相模原土木事務所、相模原公園管理事務所、(財)神奈川県公園協会本部 ■日時:2003年5月25日 ■時間:10:00〜12:30 ■会場:公園管理事務所内、相模原公園研修所 |
![]() 公園内の芝生広場 ![]() 公園利用に関する看板 ![]() 当日の朝の公園内の風景 |
■開催に至った経緯 (主催者側の説明より) 1.苦情 ここ相模原公園は、年間60万人の方が利用している。 最近、愛犬と共に公園を利用する人が年々増える反面、犬に関する苦情も増えている。 神奈川県にある22の県立公園のうち、ここ相模原公園と辻堂海浜公園は、苦情の数では ワースト2に入る。 両者の共通点は、広い芝生広場があることである。 尚、隣にある市立相模原麻溝公園では、犬の同伴が禁止されている。 子供達の衛生上の問題というのが直接的な理由である。 2.苦情の内容 苦情の多くは、「ノーリードで犬を放す」、「糞の処理をしない」となっている。 (O-DOG注:相模原公園はWEBの個人サイトでの紹介でも「ノーリードでOKの公園」と誤解されているケースが多く、懇話会当日も、あちこちでノーリードの犬たちが走り回っていました。) 3.会合の開催 公園管理事務所では、パトロールや園内放送等を続けて来たが、なかなか実効は 上がらなかった。 そこで、4月上旬に公園利用者を対象にアンケートを実施すると同時に、一般利用者の声を 聞くべく、懇話会を開催する事とした。 4.会合の狙い(開催要旨より抜粋) 「この『懇話会』は、愛犬の方、犬の苦手な方などの公園利用者と、公園の管理運営を 担当する行政関係職員が一堂に会して、みんなが安心して楽しめる公園のあり方につ いて意見を交換し、今後もっともっと誰もが利用しやすい・安心して楽しめる公園に することを目的とした集まりです。」 |
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■出席者・・・計19名 O−DOG事務局よりスタッフ2名、O-DOGフレンズ会員より2名、一般の公園利用者15名 |
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■当日の議事内容 −趣旨説明 −アンケート調査結果報告 実施期間は、4/1-4/12。サンプル数は148。 詳細は、下の配布資料画像をご覧下さい。 −出席者自己紹介 −自由意見交換 −今後の懇親会のあり方について 1.会の継続について 2.会の名称について 3.会の運営方法について 4.次回の開催について |
![]() 相模原公園研修所 ![]() 懇話会風景 |
■自由意見交換での主な意見 冒頭、主催者側から「こういった苦情の多いケースでは、『禁止という方向』、 『共存という方向』の二つの解決方法があると思うが、今回のプロジェクトでは 『共存する方向』で模索してみたい。 犬の苦手な方、愛犬の方も、利用者全員が共存して利用できる公園造りを目指したい。」 という説明がありました。 【ドッグランについて】 ・設置すると、犬飼がそこにだけ追いやられてしまう危険性がある ・アンケートで設置希望が多いのだから設置すべき ・トラブルが多いので設置後の管理について考えなければいけない ・ドッグランの設置のみでは問題の根本解決にはならない。 併行して躾とマナーの向上を進めることが必要。 【躾とマナーの向上】 ・マナー向上のためにチラシを配ってはどうか。 ・しつけは大切だが、時間がかかる。犬だけのエリアを考えていくのも大切。 ・入園の際に、マナーに関する事項を見せ、それにサインをもらってはどうか。 有料制も一案。 ・「アイコンタクト」と「ヨシと言うまで待つ」事が出来ないと公園では困る。 ・グッドシチズンのようなものを作り、模範を示してはどうか。 【その他】 ・公園内でリードにつなぐ事は必要だが、ノーリードとノーコントロールを 混同してはいけない。 リードにつないでいても、裁判に至るような事故が現に起きている。 躾で大切なのは犬をコントロールできることだ。 ・管理者と利用者のコミュニケーションがうまく取れていない。 ・最終的には、犬連れ利用者が主体となって考える必要がある。 ・一刻も早く、芝生広場で安心してお弁当が食べれるようにして欲しい。 |
![]() 懇話会風景 ![]() |
■今後の懇和会のあり方についての議論 主な意見は、以下の通りです。 ・この会を知らない人が多い。もっと広報するべき。 ・HPを利用するべき。 ・参加者も固定メンバーとせず、広く募るべき。 ・犬の苦手な方も参加して欲しい。 ・ネットを利用して広く意見を集めてはどうか。 結果として、以下の方向性が確認されました。 ○会の名称は「人と犬とが共に楽しめる公園づくり」として、継続的して議論する。 ○公園のホームページも使って皆の意見を広く吸い上げる方法を考える ○今回のメンバーにプラスして、参加の輪を多少広げていく。 ○次回は、6/29(日)、10時開催。 |
![]() 古い看板 ![]() 人と犬との共生を目指して・・・ |
■参加しての感想 2時間半の会議は、あっという間に過ぎました。 行政側が「単なるイヌキン」ではなく、「人と犬との共生」に一歩踏み出そうとして いる画期的な取り組みだと思いました。 だだ今回は、犬の苦手な方の参加はありませんでした。 事務局から声をかけて下さったのですが、不参加でした。 いろいろな方の意見が反映されて、「人と犬が共存出来る」公園になって欲しいです。 なお、雑誌・愛犬の友や相模原経済新聞の方も取材に来られていました。 このような取り組みが、一つの模範例として全国的に広がっていって欲しいと思っています。 O−DOGとしても、引き続き参加していく予定です。 |
■公園内のスナップ
(懇話会当日も、芝生公園では犬たちがのびのびと走り回っていました。 5/25朝9時半撮影)
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■配布資料(抜粋)
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