●●栃木 奥日光 竜頭の滝遊歩道

看板A

看板B

設置場所 写真A(上):奥日光竜頭の滝上部の遊歩道(コンクリの遊歩道)
写真B(下):奥日光湯滝入り口の鹿よけフェンス
撮影日 02年10月
その他情報 看板設置者名は「環境省」。
現地を管轄している環境省日光湯元ビジターセンターで直接職員に確認したところ、ほかにも奥日光の各地域にいくつも看板があるとのこと。しかし、実際に探し回ったのにこの2枚しか見つかりませんでした。(スタッフまんじろん調べ)
進行状況 @ 03年10月31日●「財団法人自然公園財団」本部に対してメールによる調査票の送付を行いました。
A 03年11月5日●「財団法人自然公園財団」日光支部より、書面(作成日11月2日)による回答をいただきました。→回答全文はこちら
B03年11月26日●上記回答書に対して、お礼と提案のメールを送付しました。→メールの全文はこちら
C04年1月7日●上記提案メールに対するお返事をいただきたい旨の督促メールを送付しました
D04年4月2日●自然公園財団日光支部は一般からの問い合わせや提案に懇切に対応する意思がないと判断し、O-DOGの公式サイトで公開した旨をメールにてお知らせしました。→メールの全文はこちら

A 「犬の同伴制限に関する調査票」への回答(03年11月2日作成)

宛先:日本アウトドア犬協会様

タイトル:「奥日光における犬の同伴制限に関するご質問に対する回答について」

本文:平成15年10月31日付けで照会を頂きました標記につきまして、下記のとおり回答致します。

■回答者の所属機関と部署
栃木県日光湯元 官有無番地
(財)自然公園財団日光支部 支部長
■現地を管理している機関の名前
環境省北関東地区自然保護事務所(国立公園として)
林野庁日光森林管理署(土地所有者として)
(財)自然公園財団日光支部(現地の公園施設等の管理者)
■犬の同伴制限の具体的内容
戦場ヶ原内へのペットの持ち込みを控えるよう協力を呼びかけるもの。
■具体的な告知および周知の方法
「遊歩道にペットの持ち込みはご遠慮下さい 環境省 (財)自然公園美化管理財団」という看板を、戦場ヶ原、菖蒲ヶ浜歩道の入り口6ヶ所(別図)に掲示している(別図)
O-DOG注)地図をクリックすると、拡大画像が見られます。
■誰がその制限を行うことを決めたのですか?
(財)自然公園財団日光支部と環境省北関東地区自然保護事務所が相談の上決定し掲出した。
■その制限をはじめたのはいつですか?
平成14年7月に設置
■制限を行うようになった理由を教えて下さい
以下、該当する項目を選び、なるべく具体的にご回答下さい。
1:過去に、犬に関してのトラブルがあった/ トラブルのあった時期/具体的内容
トラブルではないが、以前より下記のようなケースが発生しており、トラブルを未然に防止する上からも標識を掲示した。

(具体的内容)
湯滝駐車場を管理している財団職員が、戦場ヶ原を歩いて来た人から「犬を連れて遊歩道を歩いている人がおり、すれ違う時危険を感じるので、何とかできないか?」との質問を時々受けることがある。

2:環境負荷/具体的内容/その調査を行ったのは誰か(機関名・担当研究者名)
今回、看板を掲出した理由には該当しない。
3:法令による制限/根拠法令 
法律ではないが、環境省が作成した「日光国立公園日光地域管理計画書」(平成13年12月版)の中の「第3奥日光・霧降管理計画区の1管理の基本方針(2)利用に関する方針」のうちウの中に“ペットの持ち込みについては、他の利用への配慮と野生動植物に与える影響の観点から注意を促すものとする”という規定がある。
4:その他
近年、奥日光地域においても、犬を同伴してきているハイカーは増加しているが、今のところ、当該標識を掲出していることに対して、直接、当財団に質問や苦情は来ていない。

B Aの回答書に対して送付したお礼と提案のメール(03年11月26日)

form:O−DOG 
date:2003年11月26日 20:00
to:財団法人自然公園財団

Subject:「御礼とお願い」

財団法人 自然公園財団
日光支部長 様


日本アウトドア犬協会(O−DOG)と申します。

過日当会がお送りした「奥日光における犬の同伴制限について」の調査票に回答をいただきありがとうございました。
いただいたご回答はO−DOGの公式サイトにて公開させていただきました。
下記URLにてご確認いただければ幸いです。

いただいた調査票の内容を拝見しましたが、トラブル防止のための措置とのことですので、愛犬家に趣旨の徹底を図り、マナーの遵守とトラブルの防止を図って奥日光の自然をより多くの人が楽しむためにはどうしたらいいか、当会事務局内でも検討しましたので、いくつかの提言をさせていただきます。

1、まず、今回の措置は「犬を連れて遊歩道を歩いている人がおり、すれ違う時危険を感じるので、何とかできないか?」との利用者の質問に基づくものとのことですが、現場の看板は「遊歩道にペット等の持ち込みはご遠慮ください」の文言のみで、いかなる趣旨でいかなる措置を行なうのかが不明です。

2、また、同伴制限の内容が「戦場ヶ原内へのペットの持ち込みを控えるよう協力を呼びかけるもの」とのご回答ですが、環境省名によるこうした抽象的な文言の看板は、利用者側からは「協力」ではなく、「禁止」と受け止められかねません。

実際、当会で公開した回答内容を読まれた読者から、このような理由でなぜ利用禁止をするのか、こんな禁止理由がまかり通れば犬をつれて道路も歩けなくなる、という意見も寄せられています。
他の山域では、「禁止と受けとめられるような表現は不適当なので、修正を検討する」との回答をいただいたケースもあります。
「禁止」ではなく、「協力要請」であることが利用者に分かるように看板の文言を修正されるよう、ぜひご検討をお願いいたします。

3、具体的には、「木道で犬とすれちがう際に恐怖を感じる方がおります。木道ではリードを短くし、他の利用者に恐怖を与えないよう十分ご注意ください」との注意喚起のための文言が、今回の措置のためにはもっとも適切かと思います。

4、「根拠法令」について、「法律ではないが、環境省が作成した「日光国立公園日光地域管理計画書」(平成13年12月版)の中の「第3奥日光・霧降管理計画区の1管理の基本方針(2)利用に関する方針」のうちウの中に“ペットの持ち込みについては、他の利用への配慮と野生動植物に与える影響の観点から注意を促すものとする”という規定がある」とのことですが、これはあくまでも「注意を促す」ことが目的であり、看板の文言のように「ペットの持ち込みを遠慮させる―実質禁止する」ための根拠になりうるものとは考えられません。あくまでも注意喚起を目的にすべきと考えます。

5、さらに上記「利用に関する方針」の前段には、以下の文章があります。
「奥日光・霧降管理計画区は、東京圏から自動車で2時間程度で到着できることから、手軽に利用できる公園として年間 220万人にも及ぶ利用者がある。特に夏休み期間及び紅葉のシーズンに利用者が集中している。……このような利用形態から、自然環境を保全しつつ、各種野外レクリエーションや温泉浴が楽しめるよう、各地の特色を生かした利用の推進を図るものとする。」
この「利用に関する方針」の文言からは、趣旨はあくまで〔利用の推進〕であり、利用の規制ではないと思われます。

6、「今のところ、当該標識を掲出していることに対して、直接、当財団に質問や苦情は来ていない」とのご意見ですが、今回当会に規制看板の情報の提供をされた方は、都合3回(1回は現地に立ち寄り、2回は電話照会)、現地ビジターセンターに犬の同伴制限に関する質問をしております。利用者のこのような声が上部にはきちんと報告されていないように見受けられます。
また、問い合わせた際のセンターの職員が3人とも「自然保護のための立ち入り自粛要請」と返事をされたとのことで、この点も今回の御回答とは行動制限の理由がかなり違っております。


当会は、人と犬との共生、および山岳地域の自然保護の推進を課題に運動をすすめております。
このような立場からいただいたご回答を検討させていただき、貴財団の趣旨を徹底し、多くの利用者が奥日光の自然をよりよく利用できるための提言をさせていただきました。
提言の趣旨をご高察いただき、現行看板の文言の修正をご検討くださいますよう、お願いいたします。


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犬といっしょに歩く。いっしょに遊ぶ。いっしょに、生きていく。
日本アウトドア犬協会"O-DOG"事務局長

Webサイト http://o-dog.net/
Email info@o−dog.net
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D一般からの問い合せや提案に懇切に対応する意思がないと判断し、O-DOGの公式サイトで公開したメール(04年4月2日)

from:O−DOG
date:2004年4月2日 16:10
to:財団法人自然公園財団

subject:「奥日光・小田代ヶ原における犬の同伴制限について」

財団法人 自然公園財団 日光支部長殿


日本アウトドア犬協会(O−DOG)と申します。

掲題についての当会の調査にご協力いただき、御礼申し上げます。

昨年11月7日付にて当会の調査に対するご回答をいただきましたが、これに関して 当会から11月27日付で、ご回答内容に関する一部疑問点の確認、ならびに犬連れ 登山者に対するより的確な情報発信を行ない、全ての利用者が小田代ヶ原を安心して 楽しめることを目的にしたご提案をさせていただきました。
しかしながら当会からの確認と提案に関して、貴財団からはその後何らご回答をいた だけないため、本年1月7日付でご回答をいただきたい旨のお願いを再度いたしまし たが、いまだにご連絡をいただけないまま、約4ヶ月が経過しております。

残念ながら自然公園財団日光支部には、登山者の犬連れ同伴制限についての一般から の問い合わせや提案に懇切に対応していただく意思がないと判断させていただき、そ の旨、当会の公式サイトにて公開させていただきました。
公開内容は以下のURLでご確認いただけます。
とりあえずご連絡まで。

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犬といっしょに歩く。いっしょに遊ぶ。いっしょに、生きていく。
日本アウトドア犬協会"O-DOG"

Webサイト http://www.o-dog.net/
Email info@o−dog.net
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