●●群馬県 三国峠

設置場所 三国峠・三国権現(避難小屋)
撮影日 04年7月10日
その他情報

三国峠の所の三国権現(避難小屋)の案 内板に「 入山者へのおねがい」として、下から2番目に【ペットは持ち込まないで下さい】とありました

調査状況 @ 04年7月19日●利根沼田森林管理署に、調査票を送信しました。
A 8月30日●利根沼田森林管理署から8月26日付の封書での回答を頂きました。→回答の全文はこちら
B 04年10月22日●Aの回答書に対して、要望書を送付しました。→要望書の全文はこちら

A 「犬の同伴制限に関する調査票」への回答

日付:平成16年8月26日
宛先:日本アウトドア犬協会 事務局長様
差出人名: 利根沼田森林管理署 次長

subject:三国峠における犬の同伴制限に関するご質問について

時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、平成16年7月19日付けメールでご質問のありましたこのことについて、下記のとおり回答いたします。

■回答者の所属機関と部署
利根沼田森林管理署 次長
■現地を管理している機関の名前
現地については、利根沼田森林管理署管内です。
看板については、群馬県自然環境課が作成しました。
■犬の同伴制限の具体的内容
看板の文字については、「ペットは持ち込まないでください」と記載していますが、入山のマナーとしてです。自粛するように利用者の方々にお願いしています。
■具体的な告知および周知の方法
現地看板での周知に加え、関係機関・団体がマナーの普及について適宜協力の依頼を行っています。
■誰がその制限を行うことを決めたのですか?
環境省と林野庁及び群馬県、地元自治体等が合意の上決定したものです。
■その制限をはじめたのはいつですか?
以前からマナーの普及を呼びかけており、本標識は平成11年度に整備しています。
■制限を行うようになった理由を教えて下さい
上信越高原国立公園谷川・苗場地域管理計画書に記載されています。
※管理計画書該当個所
 第6利用者の指導に関する事項(管理計画書中P22)
 コ ペットの持ち込み 周辺の自然環境への影響に鑑み、山岳地域へのペットの持ち込みは自粛するよう指導する。
以下、該当する項目を選び、なるべく具体的にご回答下さい。
1:過去に、犬に関してのトラブルがあった/ トラブルのあった時期/具体的内容
山岳歩道のために限られた範囲でしか通行できないために犬を連れて歩いていた利用者に対し、体面からの通行舎が不快(危険性)を感じたといった苦情がよせられている。
2:環境負荷/具体的内容/その調査を行ったのは誰か(機関名・担当研究者名)
3:法令による制限/根拠法令 
4:その他



B Aの回答書に対して送付した要望書(04年10月22日)

From:O−DOG
Date:2004年10月22日 11:33
To:利根沼田森林管理署

Subject:御礼とご提案

利根沼田森林管理署 次長様

日本アウトドア犬協会(O−DOG)と申します。

過日私どもがお送りした「三国峠における犬の同伴制限に関するご質問」の調査票に回答をいただきありがとうございました。
いただいたご回答はあらかじめお断りしたとおり、O−DOGの公式サイトにて公開させていただきました。
下記URLにてご確認いただければ幸いです。

いただいたご回答の内容を拝見しましたが、看板の文言は「ペットは持ち込まないでください」との記載ですが、看板設置の趣旨は、入山者のマナーとして犬の同伴の自粛をお願いするためとのことです。
しかし、マナーの問題であるなら、マナーを守ってより多くの利用者が三国峠付近の自然を利用するため、看板の文言を適切なものに変更することが適切と思われますので、以下に若干の提言と意見を申し述べさせていただきます。

1、〈ペットは持ち込まないでください〉の文言はまぎれもなく「禁止措置」であって、「入山のマナー」に訴えるものではありません。
これではルール・マナーを遵守した登山者をも締め出す結果になります。「ペット同伴者」を対象にした一律利用禁止ではなく、マナーの問題はマナーの向上に関する注意情報の発信と指導によって解決すべきと考えます。

2、「制限を行うようになった理由」は上信越高原国立公園谷川・苗場地域管理計画書の第6利用者の指導に関する事項(管理計画書中P22)コ 「ペットの持ち込み 周辺の自然環境への影響に鑑み、山岳地域へのペットの持ち込みは自粛するよう指導する。」であるとされておりますが、環境負荷についての質問にはなんら具体的なご回答がありません。

3、「山岳歩道のために限られた範囲でしか通行できないために犬を連れて歩いていた利用者に対し、対面からの通行者が不快(危険性)を感じたといった苦情がよせられている。」とのことですが、これもどの程度の苦情なのか具体的なご回答がありません。

4、「自粛要請」の根拠も不明であり、なぜ三国峠全域に犬の同伴を制限するのがマナーであるのか、愛犬家に説得力のある注意情報を発信することができません。ご回答からは、犬が嫌いな人がいるから山に連れてくるな、としか理解できません。

5、以上により、ご回答からは自然環境への負荷により、犬の同伴を自粛してほしいということではなく、他の登山者とのトラブル回避のための同伴自粛としか理解できませんが、それなら山中でのすれちがいのマナーの遵守等を呼びかけることで解決可能で、不特定多数の犬連れ登山者の行動を制限するほどの強い根拠とはなりえないと当会は考えます。

6、よって現在の看板の文言を、「犬を同伴して入山する場合は、リードにつなぎ、他の登山者の迷惑にならないよう注意願います」と、注意情報の内容を入山禁止ではなく、マナーの問題はマナーで解決するという観点からのものとし、トラブルの防止を図っていただくのが公正かつ公平な措置と当会は考えます。

以上趣旨ご賢察いただき、ご検討いただければ幸いです。

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犬といっしょに歩く。いっしょに遊ぶ。いっしょに、生きていく。
日本アウトドア犬協会"O-DOG"
事務局長 
Webサイト http://www.o-dog.net/
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