●●愛知県 本宮山・闇苅渓谷

(看板A)
(看板B)
(看板C)

設置場所 愛知県額田郡額田町 本宮山 闇苅(くらがり)渓谷入り口の同じ場所に以下の
3個の看板が設置されていた。

・闇苅風致探勝林保護管理協議会・愛知森林管理事務所・額田町観光協会、くらがり協議会の連名のペット連れ込み禁止の旨の木製の看板(看板A)。

・額田町観光協会のペット連れ込みお断りの看板(看板B)。

・設置者記名なしの渓谷内にペットの持込み禁止の看板(看板C)。
撮影日 03年11月23日撮影
その他情報 連名のペット連れ込み禁止の旨の木製の看板は、昨年は無かった。
禁止の理由をそばにある管理事務所に尋ねたところ、自然への悪影響がある、犬の嫌いな人も来る、観光客の連れた犬による咬みつきなどがあった、このような渓谷では他の場所でも禁止されているのが普通であるという説明であった。(くうねるあそぶさん情報)
調査状況 @03年3月14日●愛知森林管理事務所(送信先:中部森林管理局名古屋分局 )・額田町観光協会(愛知県額田町)の2機関に対して、メールにて調査票を送付しました。
A04年1月28日●中部森林管理局名古屋分局 国有林管理第二課よりメールによる回答がありました。→メールの全文はこちら
B04年2月23日●中部森林管理局名古屋分局 国有林野管理第二課にお礼と提案のメールを送付しました。→メールの全文はこちら

A「犬の同伴制限に関する調査票」への回答(3年3月14日)

From: 名古屋分局 国有林野管理第二課
To::O-DOG
Date: Wed, 28 Jan 2004 12:24:54 +0900

Subject: 本宮山・闇苅(くらがり)渓谷における犬の同伴制限に関する質問について(回答)

              平成16年1月28日



日本アウトドア犬協会 
事務局長様


時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
  さて、昨年12月に当分局の管轄している闇苅国有林(闇苅風致探勝林(レクリェーションの森))の管理に対するご意見を頂きましてありがとうございました。
本意見に対する回答については別添のとおりですが、当組織内及び関係各団体との連絡調整等に日時を要し、回答が遅くなったことをお詫び申し上げます。
なお、この事案については、ペットを家族の一員としてルール、マナーを守って生活している方々は多くおられますが、そうでない方々もおられる現状においては、今しばらくは現在の措置を継続させて頂くことが必要と考えておりますので、ご理解、ご協力を頂きたくお願い申し上げます。
  なお、利用者の全ての方々が快適に利用できるよう、いろいろな面から前向きに
検討を行っていくことが必要と考えており、今後もご意見等をお聞かせ頂ければ幸いと存じます。

                       
*******************************
* 中部森林管理局 名古屋分局
*
* 国 有 林 野 管 理 第 二 課
*******************************

■回答者の所属機関と部署
中部森林管理局 名古屋分局 国有林野管理第二課
額田町観光協会
■現地を管理している機関の名前
中部森林管理局 愛知森林管理事務所
闇苅風致探勝林保護管理協議会(レクリェーションの森)
■犬の同伴制限の具体的内容
禁止事項項目の一つとして「ペットの連れ込み」
■具体的な告知および周知の方法
看板の設置(闇苅入口及び広場の2カ所)
■誰がその制限を行うことを決めたのですか?
闇苅風致探勝林保護管理協議会
■その制限をはじめたのはいつですか?
記録をしていないため不明。(現在の看板は平成15年3月建替え)
■制限を行うようになった理由を教えて下さい
手綱を外しての散策に対する苦情、ペットの排泄物の未処理、沢でペットを洗う等マナーの悪い方がおられる。
沢は子供の水遊び場になっており、またマスの養殖も行っていることから衛生面からも好ましくない。
以下、該当する項目を選び、なるべく具体的にご回答下さい。
1:過去に、犬に関してのトラブルがあった/ トラブルのあった時期/具体的内容
手綱を外しての散策に対する苦情、排泄物の未処理、ペットを洗う等があったが、時期については、記録を残しておりませんので判りません。
2:環境負荷/具体的内容/その調査を行ったのは誰か(機関名・担当研究者名)
当調査は行っておりません。
3:法令による制限/根拠法令 
れ込み禁止に係る法令はありません。
4:その他
該地はスギ・ヒノキの大木、カエデ(もみじ)・ツバキ等の森林で中央に沢(清流)があり、散策・水遊び、マス釣り、キャンプと不特定の多くの方々(子供も多い)が利用されており、ペットに起因するトラブルが発生・懸念されるため、ペットの連れ込みを禁止させて頂いております。

B 中部森林管理局名古屋分局 国有林野管理第二課に送付したお礼と提案のメール(04年2月23日)

from:O−DOG
date:2004年2月23日 20:14
to:中部森林管理局名古屋分局

【御礼とご提案】

中部森林管理局 名古屋分局
国有林野管理第二課 御中


日本アウトドア犬協会(O−DOG)と申します。
山岳地域の犬同伴制限の調査にご協力いただきましてありがとうございます。

過日当会がお送りした「本宮山・闇苅渓谷における犬の同伴制限について」の調査票のご回答、たしかにいただきました。
いただいたご回答はあらかじめお断りしましたとおり、O−DOGの公式サイトにて公開させていただきました。
下記URLにてご確認いただければ幸いです。

いただいたご回答の内容を拝見しましたが、看板設置の趣旨はマナーを心得ないペット同伴者への対応とのことで、当会としてもまことに残念な現象と憂慮しております。
こうした状況のなか、愛犬家にマナー遵守の徹底を図り、闇苅渓谷の自然をより多くの人が安心して楽しむためにはどうしたらいいか、当会事務局内でも検討しましたので、いくつかの提言をさせていただきます。

1、まず、今回の措置は「ペット同伴者のマナーに欠けた行為やトラブル防止」が目的とのことですが、看板の文言は「ペットの連込み」を禁止する文言が書かれているのみです。ご回答にもありますように、ルール・マナーを遵守した登山者も多く、これではそうした意識の高い利用者をも締め出す結果になります。「ペット同伴者」を対象にした一律利用禁止ではなく、マナーの問題はマナーの向上に関する注意情報の発信と指導によって解決すべきと考えます。

2、法的強制力をもって入山禁止ができない現状、利用者との無用のトラブル防止を図る観点からも、現在の看板の抽象的な文言は、「利用の場合のルール・マナーの遵守」と「ルール・マナーを遵守できない利用者の利用お断り」に情報発信の基本を変更することが妥当と考えます。

3、また、看板の文言は「ペット」となっており、ご回答にも「ペットの連込み」等「ペット」という言葉が繰り返し出てまいります。しかし規制の対象として想定されているのはほとんど飼い犬であると思われます。「ペット」となると、規制の対象も拡散し、対応策も広くなります。
したがって、情報発信の対象を犬の飼主に焦点を定め、犬連れ利用者に対する具体的な注意喚起を行ない、趣旨の徹底を図られることが、問題解決の早道と考えます。

4、ご回答の「制限を行なうようになった理由」を拝読し、犬連れの来訪者に当該地域内でしてはならないことを明確に自覚してもらうためには、看板の注意喚起情報を以下のような行動レベルで利用者に伝わるより具体的なものに改変されることを提案いたします。

●犬はかならずリードにつなぎ、ほかの利用者への迷惑にならないようご注意ください。
●ペットの排泄物の未処理、沢でペットを洗う等、渓谷の汚染につながる行為は固く禁止します。
●渓谷に立ち入る前に犬の排泄を済ませてください。
●万一渓谷内で排泄された犬の糞尿は飼主がかならず始末し、持ち帰ってください。
●上記マナーの守れない方の、犬を連れての渓谷の利用はご遠慮ください。


当会は、人と犬との共生、および山岳地域の自然保護の推進を課題に運動をすすめております。
このような観点から、より実効性の高い対応策を提案させていただきました。
趣旨ご高察いただき、ご検討の結果をご連絡いただければ幸甚でございます。
当会でも、公式Webサイトやセミナーで、会員のみならず広く一般愛犬家に対しても、闇苅渓谷における犬同伴利用のマナー遵守を訴えていく所存です。

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犬といっしょに歩く。いっしょに遊ぶ。いっしょに、生きていく。
日本アウトドア犬協会"O-DOG"
Webサイト http://www.o-dog.net/
Email info@o−dog.net
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