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2006年07月22日

vol.8 「犬の管理」

今回は「犬の管理」についてお話していきます。

皆さんこんにちは!
ドッグトレーニングインストラクターの渋井加寿江です。

今年は何故か雨の多い初夏になってしまいましたね。
気温的にも過ごしやすく、犬達とのお出掛けも楽しい時期なのにちょっと残念です。
でもこんな時には、長いお散歩の代わりにご自宅で犬達とゲームをして遊んでみて
はいかがでしょうか?

部屋のどこかにおもちゃやおやつを隠して探させる「探せゲーム」や犬達が鬼役で
「かくれんぼ」も楽しいです。
ゲーム中には「フセマテ」や「おいで」等の指示を上手に使ってトレーニング要素を
入れていくと、犬達も遊びながらトレーニングが出来て一石二鳥ですよ。

ぜひ皆さんも色々と工夫して色々なゲームを考えてみてくださいね。


■犬との生活=犬を管理すること

「管理」と言うと、少し堅いイメージを持つ方も多いかもしれませんね。
けれど、管理と一言で言っても色々な事が含まれます。

○飼主による食事の管理
○健康管理
○快適に暮らせるような環境を与える
○安全を確保する
○遊びや楽しみの提供
○犬の行動の管理 etc

あまり意識していない方も多いと思いますが、実は犬達と暮らすということは、
人間が犬たちを上手に管理して行くという事なのです。
特に今回お話したい管理とは、犬の行動の管理についてです。

例えば、元気いっぱいの若い犬が子供に飛びついて転ばせてしまう。
子供は、転んだはずみにケガをしてしまいました。

これは、飼主さんによる管理不足の一例です。
では、どうすればこの事故を防げたのかを、考えてみましょう。

スワレの指示に従うことのできる犬であれば、子供に飛びつく前に、座らせる。
それができない犬ならば、あらかじめ飼い主さんがリードを短く持ち、飛びつか
せるような状況を作らないようにする。

このように、指示または環境・状況によって犬自身が上手に行動出来るようにな
るまでは、飼主さんが犬の行動を制御することが必要です。

そのためには、飼主が環境や状況をきちんと見る事も大切ですし、犬の動きにも
注目しなければいけません。(「あ、子供が近づいてきた。うちの犬はいつもと
違う場所に来て、興奮してるみたい。このままだと飛びつくかも!」)


これが、飼主さんによる「行動の管理」です。


■犬の行動の管理はまずお顔から

好ましくない行動が出てしまう前に飼主によってきちんと管理されていれば、問
題にならずに済む事も多いのです。

外でのお散歩中など、その犬にとって刺激となるもの(目新しい物・他犬・人な
ど)に遭遇した場合、犬の顔はどこに向いているでしょう?
そうです、その刺激となるものに向いています。

一度刺激に注目してしまうと、なかなか指示に従えなかったり、刺激に近づこう
とリードを引っ張ったり、好ましくない行動が出るきっかけになってしまいます。
ここで大事なのは、注目を刺激に向けない又は注目を刺激から外すという事です。
ですから、犬の顔をコントロールする事はとても大事な管理となります。

飼主が先に環境の刺激を見つけた場合には、上手に犬の顔をコントロールして
環境の刺激とは別の何かに注目させておく事で管理が出来ますね。
例えば、犬の大好きなおもちゃやトリーツ、遊び等で注目を取るようにすれば
犬は環境の刺激に注目しないで済みます。

環境の刺激にすでに注目している場合にも、同じ方法で対処は可能ですが、
環境の刺激と飼主が出す刺激(おもちゃ・トリーツ・遊びなど)を天秤にかけ、
環境の刺激が勝ってしまったら…犬の顔の管理は出来ないでしょう。

出来るだけ普段から犬の顔のコントロールを意識して、早めの対処を心がける
事が大切です。


次回はより具体的な「お顔の管理」トレーニング法についてもう少しお話したいと
思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました♪

投稿者 O-DOG_Staff : 13:16