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2006年01月10日
林良博さん 「時代の要請に応えて」
■はやしよしひろ■東京大学農学部畜産獣医学科卒業。農学博士。昭和63年度日本獣医学会賞受賞。東京大学総合研究博物館長。
国際捕鯨委員会(IWCA)、国際自然保護連合(IUCN)、世界自然保護基金(WWF)等の各委員を務める。「ヒトと動物の関係学会」会長。「獣医解剖学」「犬が訴える幸せな生活」「愛犬の心理学」「犬はなぜ足をあげてオシッコするのか」「検証アニマルセラピー~ペットで心とからだが癒せるか」ほか、動物、特にペットに関する著書多数。
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「一昔前であれば、イヌがアウトドアであることは当たり前のことであって、何も協会を作ってまで活動することはないように思われるかもしれないが、そうではない。イヌが勝手に野山を駆け回ることが当たり前だった時代と今とでは、事情が異なるのだ。自然環境保全に配慮しなければ、飼い主はイヌとアウトドアを心ゆくまで楽しむことが許されない。そんな時代になってしまったのである。
なんと不自由な時代になってしまったと嘆く方がおられるかもしれないが、イヌ人口が一千万匹に達した現在では、イヌとどこで遊んでもいいという訳にはいかなくなった。場所によっては、多数のイヌが駆け回ることによって、希少な動植物が荒らされてしまう怖れがある。
そこで協会を設立し、キャンプやハイキングなどイヌと一緒に楽しむアウトドア活動について情報を発信すると同時に、自然環境保全のためのガイドラインを作成して広報するという。とても結構なことではないか」(濃毎日新聞掲載「ヒト・動物 素敵な関係 29」より、著者の許可をいただいて引用しました)
投稿者 O-DOG_Staff : 2006年01月10日 22:17